ランフェスタで人命救助したパトラン東京の歩みと私の想い
6月17日、葛飾区役所で開催された【葛飾区長感謝状贈呈式】に出席してまいりました。
この感謝状は、今年3月9日に開催された《第11回かつしかふれあいRUNフェスタ2025》の最中に、倒れたランナーの命を救った「パトラン東京」の仲間たちに贈られたものです。








実は私も、この日ランナーとして出場していました。
そしてもっと言えば…私は、2019年にパトラン東京ができた直後からのメンバーの一人です。
以来、できるだけ毎月、地域の駅周辺をパトロールしながら「星くず(ゴミ)拾い」をしたり、防犯活動に取り組んでいます。
RUNフェスタ当日――
20.8km地点で倒れた方がいたとの声に、救護ランナーたちが即座に反応。
胸骨圧迫、AEDの手配、119番通報、映像伝送……と、秒単位の連携プレーで救命処置が行われました。
その結果、心肺停止状態だったランナーの命がつながりました。
なんと後日、元気な声で大会本部にお礼の電話があったそうです
ペースメーカーの処置を受けられたとのことで、命に別状なく社会復帰されているとのこと。本当に胸をなでおろしました。
まさに「走る防災力」、地域の連携が生んだ奇跡だと思います。
パトラン(=パトロール+ランニング)は、夜道や通学路を走って見守る、防犯と健康を兼ねた市民活動です。
私たちは月1回、葛飾の駅を起点に活動しています。
ただ走るだけでなく、ポイ捨てゴミを「星くず」と呼んで拾い、地域に優しさと安全を届けていく。
まさに、暮らしを守る市民の小さな灯です。
RUNフェスタでは、救護ランナーとしての役割に加えて、会場での星くず拾い、最後尾ランナーへの声かけなど、「おもてなし」の心で運営に協力しています。
実際、私もゴール間近で両脚がつってよれよれでしたが、励ましの声をいただいてなんとかハーフマラソンをゴールできました。
そんなパトランに関心を持っていただき、メンバーが増えたら嬉しいです。
パトラン公式HP(活動内容や参加方法はこちら)
今回の出来事を通じて、私は改めてAEDの重要性を実感しました。
「AEDの場所をみんなが知っていること。それが命を救うカギになる」
葛飾区では公式サイトでも【AEDマップ】を公開しています。
今後、より多くの人にこの情報が届くよう、私自身も区政の場で発信していきたいと思います。
葛飾区AEDマップ↓
全国AEDマップ↓
最後に…
命を救った仲間たちを、区が正式に讃える。
こうした感謝の形が、また次の「誰かを救う力」につながっていくはずです。
私自身も、議員である前に、一人の走る仲間として、これからも地域の安全と健康を支える一員でありたいと強く思いました。
走って、見守って、つないでいく。
それが、私・高木信明のスタイルです。
ご感想やご意見、そして「パトランって面白そう!」と思った方、ぜひお気軽にご連絡ください
一緒に、走りながらできる地域づくり、始めてみませんか?